BCMの活動として、策定したBCPに即した訓練を実施し、構築した組織體制が有効に機能するかを検証し、體制や手順に関する課題の抽出と改善に努めています。
2021度については、新型コロナウイルス感染癥が國內で流行する中、集合での訓練が困難になる狀況下でオンラインによる訓練を中心に、災害時の役割や手順等の確認、不測の事態への対応方法のシミュレーション等を実施しました。その他、甚大化する地震などの自然災害に対して情報収集基準の改定などを行い、危機対応力の強化に努めています。
フジクラグループは、2009年度に対象事業部をパイロット事業部として選定し、その事業部を取り巻くバリューチェーンを具體化し、大規模な自然災害発生時において被災した場合を想定した事業継続計畫(BCP)の検討?策定に取り組みました。パイロット事業部策定後は順次、他事業部に展開し、各カンパニーによる事業別BCPを展開しています。當社グループは、これらの事業を橫斷したBCPの構築によって、復舊時間の短縮、事業基盤の強化を実現し、総合的な災害対応能力の向上、取引先要請に対する信頼性の確保を実現しています。 |
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